はじめに
「何かの先生や講師になりたい!」と思ったとき、まず最初に考えるのが資格取得ではないでしょうか? 特にヨガ、ピラティス、ベリーダンスなどのフィットネス業界では、多くのインストラクター資格が存在し、比較的手軽に取得できるものも増えています。
しかし、資格を取るだけで本当に講師として成功できるのでしょうか? 今回は、講師として長く活躍するために本当に大切なことについてお話しします。

資格を取れば講師になれるのか?
現在の日本には、多くのヨガインストラクターがいます。 資格取得のハードルが低くなり、誰でも比較的簡単にインストラクターになれる時代ですが、それだけで生き残れるわけではありません。
資格を取っただけでは、講師として活動し続けることは難しいのです。 現に、資格を取得してもすぐに辞めてしまう人や、思うように生徒が集まらず続けられなくなる人が多くいます。
では、成功する講師にはどのような強みがあるのでしょうか?
ヨガインストラクターの現状
実際に活躍しているインストラクターを見ると、それぞれが独自の強みを持ち、それをヨガプラスアルファの形でレッスンに取り入れています。
例えば、
- ヨーガ哲学と日常生活を結びつけた発信
- 美しいポーズやお洒落なレッスンウェアを活かしたブランディング
- 中医学とヨガを融合させた理念の提案
- 食事法(ファスティングやビーガン)との組み合わせ
- コンテスト(美魔女・ベストボディ)を目指す指導
このように、それぞれが専門的な知識や個性を活かして、他のインストラクターと差別化を図っています。
成功する講師が持つ強みとは?
私自身の強みは、ピラティスやダンスを軸とした機能解剖学に基づく安心安全なヨガレッスンです。
- 老若男女どなたでも楽しみながら心身を健康にできる
- 経絡や経穴などの東洋医学を取り入れ、不調を改善する
- 陰陽五行の理念を活かした指導
このように、専門的な知識を組み合わせることで、他にはない独自の価値を提供することができます。
自分だけの強みを見つけるには
どんな分野でも、資格を取得するだけでは成功できません。 特に講師業では、自分だけの強みを持つことが不可欠です。
強みを見つけるためには、
- 自分が得意なこと、情熱を持てることを明確にする
- 専門分野以外の知識も積極的に学ぶ
- 経験を積みながら、自分の指導スタイルを確立する
ことが大切です。
勿論それはヨガ講師だけではありません。
音楽や語学系、ダンスや絵画や日本伝統文化。
どんなものも資格を取るだけでは本当の講師にはなれませんし、信頼を得るためには地道な努力が必要です。

本当の講師に必要なこと
資格を取るだけでは本当の講師にはなれません。 本当に信頼される講師になるためには、次のことを意識する必要があります。
- 継続的な学びを怠らない
- 生徒の生活習慣や姿勢、体の特徴、性格を考慮する
- 適切な言葉を使い、笑顔で受け入れる
- 生徒が効果を実感できる指導を心がける
- 自分だけの強みを持ち、他と差別化する
まとめ
資格ビジネスが横行する今の時代、資格を取ることがゴールではなく、そこからが本当のスタートです。
「講師として成功したい!」と思うなら、
- 資格取得後も学び続けること
- 他と差別化できる強みを持つこと
- 生徒に寄り添い、効果を実感させる指導をすること
を意識してみてください。
そして、やると決めたからには、ここに書いたことを忘れずに、しっかりと実践していきましょう!
