はじめに|誰に相談すればいいのかわからない女性のお悩みに寄り添う
女性ならではの身体の悩み、誰に相談したら良いのか分からず、一人で抱えている方も少なくありません。
産後うつや尿漏れ、生理痛、妊活、更年期障害、セックスレス——こういった女性の悩みを解消し、よりしなやかに、いきいきと「女性である人生」を楽しむために注目されているのがフェムケアです。
フェムケアとは?
**フェムケア(Femcare)**とは、女性の身体や心、ライフステージに寄り添ったセルフケアや医療・商品・サービスを総称する言葉です。
英語の「Feminine(女性の)」と「Care(ケア)」を組み合わせた言葉で、主に以下のような領域が含まれます。
- 生理、生理痛の悩み
- 妊活・妊娠・産後ケア
- 更年期ケア
- デリケートゾーン(フェムゾーン)ケア
- 性の悩み・性生活のケア
- 骨盤底筋トレーニング
若い世代にも増えている「尿漏れ」の悩み
最近では、20代〜30代の若い女性でも尿漏れの悩みを抱える方が増えています。それどころか小学生高学年の女子ですら「お漏らし」ではなく「不意の尿漏れ」を経験している児童が10%〜20%も居るって知っていましたか?この原因は外遊びで充分に体を動かさなくなり脚が弱り、脚から骨盤までの運動量が激減しているからだと分析されています。女性と男性では膀胱から尿道までの器官の長さに違いがある為、年齢に関係なく女性の方が尿漏れしやすい構造になっています。
とくに出産経験がある女性は、帝王切開であっても、妊娠中に赤ちゃんをお腹で支えることで骨盤底筋群が弱ってしまうため、尿漏れを経験しやすくなります。
しかしながら、多くの方が「尿漏れパッドで対処すればいい」「年齢のせいだから仕方ない」と放置してしまっているのが現状です。
尿漏れは防げる!骨盤底筋トレーニングの大切さ
尿漏れは「誰でもなるもの」ではありません。
正しい知識とトレーニングで予防・改善が可能です。
統計によれば、
- 20代女性の40%
- 30代以降の女性の60%
が、何らかの形で尿漏れを経験しているといわれています。
原因の多くは、骨盤底筋の衰えによって内臓が下がり、膀胱を圧迫してしまうことです。
尿漏れ予防・改善のためのポイント
- 姿勢を整える
- 深い呼吸を意識する
- 膣を緩めて締める運動(骨盤底筋トレーニング)を取り入れる
これらの習慣を続けることで、膣・尿道・肛門まわりの筋肉を鍛え、不快なトラブルを未然に防ぐことができます。
骨盤底筋群は小さな筋肉で構成されています。ハンモックの様な形態で内臓を支え、便意や尿意のコントロールをしています。加齢や出産や運動不足によって筋力が衰えてしまいます。


日本と諸外国のフェムケア意識の違い
欧米諸国やフィリピンなどの東南アジアでは、フェムケアは20年以上前から常識として根づいています。
一方で、日本ではこのような話題に対して内向的な傾向があり、恥ずかしさから誰にも相談できないという女性も多いのが現実です。
フェムケアで自信を取り戻し、もっと輝く私へ
今、パートナーがいる人も、いない人も。
出産経験がある方も、ない方も。
フェムゾーンのケアとトレーニングを始めることで、自分自身に自信を取り戻し、今よりもっともっと輝く毎日を手に入れましょう。
人生の中で、「今」が一番若い日です。
フェムケアを生活に取り入れて、未来の自分のために一歩を踏み出しませんか?
今現在の生理のお悩みも改善に繋がりますよ。経血コントロール(生理の際の経血を自分でコントロールする事)だって出来るようになる可能性はあります🤩
**フェムケアはヘアケアやスキンケアと同様に、女性としての大切な“嗜み”**です。
パートナーとの関係をより良く保つためにも、自分の心と身体に向き合うことは非常に重要です。
実はもっと怖い臓器脱の危険性
皆さんは臓器脱って聞いたことがありますか?読んでそのまま臓器が抜け出てしまう事なんです。


こちらの画像を見ていただけたら一目瞭然ですよね。この様な症状になったら最終的には外科手術となる可能性が高くなります。ちょっと、いやかなり切ないですよね。放っておいたら臓器脱の危険性も高まってしまうのです。私は全ての女性からこの様なリスクをなくしたいと思ってます。
楽しく踊ってフェムケアも出来るStudio Malicaのベリーダンス
スタジオマリカでは楽しくベリーダンスを習いながら同時にフェムゾーンのケアとトレーニングが出来ます。難しいベリーダンステクニックも正しく理解出来て上達に繋がりますよ👍

❤️ホームページのべリーダンスのページをチェックして下さいね☺️❤️
引用・参考文献
- 厚生労働省「女性の健康支援」
- 日本泌尿器科学会「女性の尿漏れについて」
- 日本産婦人科学会 産後ケアガイドライン