美しい姿勢、正しい姿勢とは?歌手、演奏家、ダンサー、アスリート、職業と姿勢

ヨガ、ピラティス、フィットネスを生業にしてから早20年が経とうとしています。
ベリーダンス指導歴はもうすぐ15年。
いやはや、あっという間です。

沢山の生徒さんを指導させて頂きましたが生きて来た経緯と言うのはしみじみその人の姿勢に現れる物だと実感します。

♪楽器を演奏する人
ピアノ、ヴァイオリン、フルート、ドラム、クラッシックギター、エレキギターと楽器によっても姿勢が変わります。

♪歌う人
オペラ、ミュージカル、合唱、フラメンコカンテ、
歌い方が違うと
姿勢もやっぱり違います。

♪踊る人
踊る人もジャンルによって少し姿勢が変わります。
うーん、踊る人はオーラも違う。(←抽象的ですがわかる人は分かりますよね。)

踊る人の中で一番ダンサーらしくない姿勢の人が多いのが残念ながらベリーダンスかもしれませんね。
プロは当てはまりませんがアマチュア、生徒レベルの方であってもベリーダンス以外のジャンルはダンサーらしい姿勢だと思います。
上矢印この件に関してはまた後程ブログに書くとします。

後は料理人も和食、中華、洋食、で違います。
料理に使う用具や厨房のシステムによって変わって来る。

学校の先生、塾の先生も違うんです。
学校の先生は教室の黒板の前でほぼ立ち姿勢。
塾の先生は生徒の机を覗き込む体制で教えたりしますね。

会社員も歩いてセールスする人。
車の運転が多い人。
パソコン業務が多い人。
技術者や役員も姿勢が違う。

長い間携わって来た職業や作業で姿勢は変わります。

だから大体何をやって来た人か分かります。

と言う事はその職業による姿勢が身体の不調の原因なんですよね。

身体の悪い癖を改善する事は
中々難しいものです。
ですが、週に1回でも正しい動き方を学べば必ず変わって行きます。

残念な事に整体やカイロプラクティックで一時的に改善しても直ぐに身体の悪い癖は戻ってしまいます。

根本的に改善する事が大切です。
身体の使い方が正しくなれば100歳まで気持ち良く動けるのです╰(*´︶`*)╯

以下、過去ブログの再投稿です。良かったら読んで下さいね↓

【生きて来た経緯 vol.1】

最近、ヨガを教えていて、背骨の側弯が気になる生徒さんがこの様に仰いました。

「先生、私身体曲がってますよね?自分でもわかるんです。でも理由があるんです」

と、なんだか申し訳なさそうに仰います。

この方は片方の肩が大きく下がり、その肩と反対側の骨盤が下がっています。
片側に少し湾曲しています。
話を聞くと、嫁いだ頃、同居のお義母様が女性の立ち居振る舞いに厳しく、あぐらなどはかけなかったとの事。
正座に疲れるとついおしりを片側に落とした、いわゆるあせるお姉さん座りあせるをしていたのだそうです。
その座り方ばかりしていて側弯になってしまったようです。

無理せず正しくピラティスを3ヶ月ほど続けて側弯は改善されてきました。

また、昨日のヨガでは。

このクラスは高齢の元気な方が多く、ピラティスも取り入れてレッスンしています。

やはり、50代位の女性で前述の女性の様に側弯の方がいます。
気付くとお姉さん座りをしています。
この方も少しずつ改善に向かっています。

他に60代、70代の方もいらっしゃりこの方々は

「先生~あぐらかけませーん」[みんな:10]
長年このクラスを担当しているのでもうわかってましたが昨日改めて、彼女達が言いました。

「私たちが若い頃はあぐらなんてはしたない座り方はさせて貰えなかった。女は正座で座りなさい。と親にも夫にも言われ続けた。
「だからあぐらが出来ないのーした事ないから~ヨガを始めてからあぐらするようになったの~」

ひゃー!!!そうなんだぁ~!!
と、内心驚きました。

後は外反母趾の方も60代以上の方に多く、ヨガの爪先立ちのポーズなどは足が痛くなってしまう様です。

会社勤めの頃は、ハイヒールを履いてないと女子社員としてだらしないと思われた。
お出掛けはワンピースやスーツ、ハイヒールが当たり前だったそうです。

何だか年代によって女性に強いられた変なしきたりで皆さん、身体が変わってしまった様です。

生きてきた経緯が50代以降に現れるのですね。

そうと解れば私は全力で皆さんの背骨、股関節、膝、足関節のケアが出来る様にサポートしようと思います。
生徒さんから沢山の事を教えて頂きました。

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